
カスケード女子工場 音声ガイド
カスケード・フィメール・ファクトリーの音声ガイドは、この地にまつわる歴史の概要と、収容されていた女性や子供たちの話を紹介します。残念ながら、当時の建築物のほとんどは、時間の経過とともに失われてしまいました。
でもこの場所を散策する間、ここにいた女性たちの勇気、機知、強さにあふれた様々な話を、ぜひ聞いて下さい。彼女らは塀の外の暮らしを夢見て、ここで必死に生きて働いたのです。この音声ガイドにより、時間を超えて当時の様子を思い描いていただけるよう願っています。
カスケード女子工場 音声ガイド
第 8 章: ヤード 1 保育園
•
Port Arthur Historic Site Management Authority
•
Season 1
•
Episode 8
場所: ヤード 1
ここが元々の保育園の場所です。ここには、受刑者
である母親と一緒に移送された3歳未満の子供たちと、受刑者がここで産んだ赤ちゃんたちが住んでいました。そのような妊娠の中には、合意に基づいた関係のものもあれば、そうでないものもあったはずです。服役中の労働のためにほかの場所に送られた場合、受刑者は危険で無力な状態に置かれることがありました。受刑者が妊娠した場合、彼女は出産のためにここに戻されます。そして彼女はさらに罰せられるのです。刑期中の妊娠は、処罰の対象となる
犯罪だったからです。