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スピリチュアルな 本棚 # 40 : 賢いお金の使い方 パート 7

飛利浦 Phillip

みなさん、こんにちは。今週はいかがお過ごしですか?

今日は『Poor Charlie’s Almanack(チャーリー・マンガーの名言集)』の続きで、特にマンガーがなぜ「幅広く学ぶこと」、その中でも「経済学」を重視しているのかをお話しします。

なぜ経済学を学ぶのか?

マンガーは言います。経済学を学ぶのは、経済学者になるためじゃないんです。

それは「世界をどう理解するか」という考え方の道具を手に入れるため。経済学は、個人や会社、そして国全体の意思決定を、より論理的に読み解く手助けをしてくれます。

1. 限られた資源と選択

経済学の基本は「希少性」、つまり資源は限られているけど、私たちの欲望は無限。

これを理解すると、時間やお金、エネルギーの使い方をより賢く選べるようになります。仕事選び、投資、ライフプラン、全部に役立ちます。

 

2. 市場の動きを理解する

なぜ物価が上がったり下がったりするのか?

なぜ同じ仕事でも給料が違うのか?

なぜ政府がああいう政策を取るのか?

経済学を知っていると、「見えない手」がどう動いているかが見えてきます。

 

3. 批判的思考を鍛える

経済学者ジョーン・ロビンソンはこう言いました。

「経済学を勉強したのは、経済学者に騙されないため」

つまり、ニュースや政策、広告を見たときに「本当にそうかな?」と質問できるフレームを持てるんです。

 

4. いろんな場面で応用できる

たとえば…

                  •               機会費用:大学に行くか、すぐ働くかを比較する

                  •               ゲーム理論:競争と協力のバランスを読む

                  •               需要と供給:なぜアートやコレクター品が高いのか説明できる

 

経済学は強力、でも万能じゃない

もちろん経済学にも限界があります。

                  1.合理的な人間という前提

古典経済学は、人は合理的に自己利益で動くと考えます。でも現実の人間は感情や倫理、習慣にも左右されます。

                  2.モデルと現実のズレ

経済学のモデルはきれいですが、現実はもっと複雑でごちゃごちゃ。モデル通りにはいきません。

                  3.予測は完璧にできない

経済は技術革新、災害、政治などで簡単に揺れます。正確な予測は不可能です。

                  4.目に見えない価値を測りにくい

経済学は物質的な富や分配に強いですが、幸福感や感情、環境価値を測るのは苦手です。

 

マンガーが指摘する経済学の欠点(ざっくり3つ)

1.心理を無視した狭い考え方

経済学は「合理的経済人」を前提にしますが、人間はバイアスや感情に振り回されます。

                  • 損失回避:利益より損を強く感じる

                  • 群集行動:みんながやってるから自分もやる

スティーブ・ジョブズやユニクロの柳井さんの例のように、人はスペックだけじゃなく感情や「ちょうどいい感じ」で動くんです。

 

2.認知バイアスの存在

確証バイアス、過剰な楽観、インセンティブによる歪みなど、心理的な癖は株式バブルのような現象を説明するのに役立ちます。カーネマンの研究も有名ですね。

 

3.数学への過信

きれいな数式モデルに頼りすぎると、現実のカオスを見落とします。

例えば「効率的市場仮説」は市場がすべての情報を反映すると考えますが、現実はそうでもありません。李嘉誠のように、数字だけでなく直感や現場感覚を信じる人もいます。

 

これを自分にどう生かすか?

投資なら:株価がすべてを反映していると信じ込まない。企業の基礎、業界の動き、人々の心理を見て、安全マージンを取る。

 

仕事なら:新しい流行(メタバースなど)に飛びつく前に、長期的視点と市場心理を考える。

 

今日はここまでです。少しでも役に立ったらうれしいです。

 

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ではまた次回、お会いしましょう!