
カナダにいらっしゃい!
広い広いカナダアルバータ大平原のキャビンから日本のみなさんにお届け。30年間日本でクリティカルシンキングを指導した後カナダに移住。カナダ目指してやってくる優秀な日本の若者を応援するための、現実の情報を現地カナダから。「カナダ有名大学に進学する方法」「カナダ高校留学の実態eBook」など、エージェントの大嘘がまかり通っている「カナダの留学」の驚くべき真実も語ります。最近は「迷子になった日本の教育」シリーズ、「日本にいながらBiligual Education」シリーズでユニークな教育方法を提案中。University of British Columbia, Harvard Universityで学んだ”Psychology” “Fundamentals of Neuroscience”などをベースに頑張る日本の若者への応援エピソードも込めて。
カナダにいらっしゃい!
カナダ高校留学生物語4- インターナショナルスクールからのびっくり
ある時期、インターナショナルスクールに通っている日本人生徒の親からの相談が多くなりました。インターナショナルスクールと言っても、最近アジアにニョキニョキ出来ている、マレーシアやタイとかに、一体ここはなんだ?というようなレベルのインターナショナルスクールです。相談があった生徒は大体高校留学を希望しており、実に様々なそれまでの学びのルートを聞く機会がありました。
ある男子生徒は幼い頃から日本の学校経験はほとんどなく、マレーシアのインターナショナルスクールに在籍中でした。オンラインの面談を行うと、確かに英語を話すのには慣れており、ま、カナダの日常には困らないかなという印象。
ただ、なにか嫌な感じのするチャラチャラした英語を使うなという印象でした。
アカデミックな能力に関しては、マレーシアのインターナショナルスクールの先生たちからは、中程度の評価。どうやらインストラクションを守るのが不得意で、アサインメントが中途半端のような評価が書かれていました。
このようなインターナショナルスクール生を面接した際によく感じることがあります。それが、やはりこの男子生徒にも面白いほど当てはまっていました。
PodCast
「英語が出来るようになるかも」と、アジアなどの似非インターナショナルスクールには要注意。その学校だけでしか通用しない子供になってしまっているかもと思います。
高校留学は、日本での基礎教育で学力をつけ、日本の常識を学び、日本社会体験を十分行い、いわゆる自然体で能力を伸ばした生徒が、中学で良い成績を取り、そしてここが大切、「カナダの高校で学ぶことに論理的な目的がある場合」のみ、考えてみてもいいというものです。
しかも、その後、カナダのGrade9までが習得していることを日本でも追いかけ、準備し、特にエッセイはGrade9までの基本的なものが高いレベルで書けるようになっていること。
これも必須ですよ。
インターナショナルスクール=カナダですぐ通用する、ではありませんので要注意。
今思い出しても、苦笑するか、後悔する体験でした。
カナダはそんなに簡単な国ではないですよ!
ご相談はいつでも、カナダクラブまで!
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